庭園ものがたり 二葉「青龍園」について

お食事を終えて庭園に出ると、最初に目に入るのが大きな石灯籠です。
その大きさにまず驚かされます。造園当時どうやってこんな重い石を人力で運んだのでしょう。
そして昭和8年の建築で、国登録有形文化財に指定されている池の上に佇む離れ「六六亭」。
自然木が多く使われた木造の建物で昭和の時代にタイムスリップしたようです。
ここ小川町は商人の町でした。多くの人々が酒宴で盛り上がり、離れからは芸者さんの三味線の音と賑やかな声が毎夜聞こえていたそうです。
晴れている日には、運が良ければ濡れ縁の下にきれいな光の波紋を見ることができます。
自然の力による感動的な光景です。


左手前の築山に目をやると、しめ縄の張られた小さな祠があります。その前には「うさぎ石」のたて札。この「うさぎ石」がこの庭の護り神です。うさぎは古より神様の使いと言われています。この石は幸せをよぶうさぎとして、代々大切に祀られてきました。人々の幸せを祈り、誰もが目に付くこの場所に祀ったそうです。
特に今年はうさぎ年、ぜひお参りいただければと思います。
そして先程の祠はこのうさぎの巣穴で、犬に追われたうさぎがこの巣穴に逃げ込む様子を表しています。
池の中には、亀の形をした「亀石」があります。いつの間にか鳥が種を運び草が生えて海亀のようになり悠然と泳いでいます。
うさぎと亀。この意味は? この庭を造園した当主の意図に思いを馳せます。
ところで、うさぎを追いかけた犬はどこにいるのでしょう? 探してみるのも楽しいことでしょう。
うさぎ石の隣には樹齢200年のざくろの木があります。幹はねじれてスカスカですが、毎年朱色の花をたくさん咲かせます。ただ、老木のため実を結ぶのは一つか二つ。
その生命力に驚かされます。
この庭園は、石と石が対話をするように造られています。
「君が代」の歌に出てくる「さざれ石」、小川町でたくさん切り出されて全国に運ばれていた通称「下里青石」(緑泥石片岩)、群馬の「三波石」、溶岩石などいろいろな石があります。
右手の石橋を渡ると灯籠の脇に圧倒的な存在感のある樹齢150年以上の黒松。
そのまま小高い丘を登ると赤松がある所が頂上です。そこから少し下ると右手に下里青石の板碑が2基あります。手前の板碑には貞治2年(1363年)の銘があります。鎌倉幕府の滅亡後間もない頃のこの地はどんな様子だったのでしょうか?
その先の2基目は馬頭観音で、明治時代に大切な馬の供養の為に建てられたものです。
それぞれの時代を想像してみるだけでもわくわくします。
さほど広くはない庭園ですが、多くの歴史の積重ねとストーリーが込められています。
皆様のそれぞれの想いで、ごゆっくりとお楽しみ下さい。


当館は、お客様にお食事と空間をお楽しみ戴きたいとの思いがございます

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